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おんぷの祭典2024

おんぷの祭典2014ONPU NO SAITEN 2014

おんぷの祭典2014ポスター

出演者

中澤 宗幸Muneyuki Nakazawa
中澤 宗幸

<音楽祭プロデューサー>
1980年、東京にアトリエ(現:株式会社日本ヴァイオリン)を構え、ヨーロッパの歴史ある楽器商や名工との交流の中で、楽器の知識、修復等の技術研鑽に励む。
2004年、カンヌ芸術祭にヴァイオリンを出品し、コート・ア・デュール賞を受賞。著名な演奏家や博物館等の名器の修復や楽器メンテナンスをする傍ら、各地の音楽祭にて音楽プロデューサーを務める。東日本大震災後、津波ヴァイオリンを製作し「千の音色でつなぐ絆」プロジェクトを展開。
財団法人 Classic for Japan 代表理事。

津波楽器

津波ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロ 東日本大震災による流木から中澤宗幸が製作したこれらの楽器は、表板の響きを裏板に伝える「魂柱」には陸前高田の1本松の木片が使われています。震災の記憶を風化させないために、またその音色に人々が集い、絆が強まるように、世界各地で演奏されています。


中澤 きみ子Kimiko Nakazawa
中澤 きみ子

<ヴァイオリン>アンサンブル・ウィーン東京 メンバー
新潟大学を卒業後、ザルツブルグ・モーツァルテウム音楽院にて研鑽を積む。1991年「アンサンブル・ウィーン東京」を結成。
2000年に文化庁芸術家海外派遣員としてウィーンに渡り、その後国内外のオーケストラとも多数共演。2007年にはスーパーワールドオーケストラ全国ツアーでソリストを務める。国際ヴァイオリンコンクール審査員や国際音楽祭講師をするなど、後進の指導・育成にも努める。尚美学園大学及び同大学院客員教授。使用楽器は宗次直美氏より貸与されているA.ストラディヴァリウス「ダ・ヴィンチ」1714年製。
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ストラディヴァリウス「ダ・ヴィンチ」

ストラディヴァリウス「ダ・ヴィンチ」とは? アントニオ・ストラディヴァリ(1644~1737)が製作した楽器「ストラディヴァリウス」の中でも「黄金期」に作られた1714年製ダ・ヴィンチは豊かで輝きのある音色をもつ名器中の名器。中澤きみ子さんが使用しています。


ヘンリ・シーグフリードソンHenri Sigfridsson
ヘンリ・シーグフリードソン

<ピアノ>
1994年リスト国際ピアノコンクールで優勝。1996年ノルディック・ソリスト・コンクールで優勝。ソリストとして多くのヨーロッパのオーケストラと共演。またバイロイト音楽祭、ザルツブルグ音楽祭など各地の音楽祭に招聘される。2005年第1回ベートーヴェン国際ピアノコンクールで優勝。ベルリンのハンス・アイスラー音大教授。


ルードヴィッヒ・ミュラーLudwig Müller
ルードヴィッヒ・ミュラー

<ヴァイオリン>アンサンブル・ウィーン東京 メンバー
1986年よりウィーン室内管弦楽団のコンサートマスター。1991年よりカダケス管弦楽団のコンサートマスター。同時に両管弦楽団の主要な演奏会シリーズでソリスト、芸術監督、指揮者を務める。1988年ピアノ五重奏団「アルクス・アンサンブル・ウィーン」を結成。ウィーン・ジュネス管弦楽団、スペインの国立青年管弦楽団(JONDE)の指導者として活動中。


マイケル・ウィリアムズMichael Williams
マイケル・ウィリアムズ

<チェロ>アンサンブル・ウィーン東京 メンバー
アンサンブル・ウィーン東京 メンバー
エリザベス2世賞やオーストラリア・カウンシル賞など数多くの賞を受賞。オーストラリア室内管弦楽団の首席チェリストとして世界各地を巡り活躍。
1995年ウィーン室内管弦楽団のソロ・チェリストに就任。さまざまな音楽祭に定期的に招かれる一方、ヨーロッパ、南北アメリカ、アジアなど世界各地を飛び回っている。


辻 彩奈Ayana Tsuji
辻 彩奈

<ヴァイオリン>
2009年、第63回全日本学生音楽コンクール全国大会第1位。2013年、第4回宗次エンジェルバイオリンコンクール第4位。第82回日本音楽コンクール第2位。2014年インディアナポリス国際ヴァイオリンコンクールにて最年少セミファイナリストとなり、併せてパガニーニ賞第2位を受賞。これまでに、名古屋フィルハーモニー交響楽団をはじめ、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、大阪交響楽団などのオーケストラと共演。中澤きみ子、原田幸一郎の両氏に師事。東京音楽大学付属高等学校2年に特別特待奨学生として在学中。16歳。
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岡本 誠司Seiji Okamoto
岡本 誠司

<ヴァイオリン>
第60回全日本学生音楽コンクール小学校の部全国大会第1位。2009年カネッティ国際ヴァイオリンコンクール最年少第2位。第3回宗次エンジェルヴァイオリンコンクール第4位。
2014年ザルツブルク=モーツァルト国際室内楽コンクール第2位に続き、7月には第19回バッハ国際コンクールで日本人初の第1位と聴衆賞を受賞。15歳での王子ホール初リサイタルをはじめ、ニューヨーク、オーストリア、ドイツ、クロアチアなどでも演奏。これまでに中澤きみ子、ジェラール・プーレ、澤和樹、ピエール・アモイヤル各氏に師事。東京藝術大学音楽学部第2学年在学中。20歳。


中村 太地Daichi Nakamura
中村 太地

<ヴァイオリン>
第5回若い音楽家のためのチャイコフスキー国際音楽コンクール入賞、第8回アラム・ハチャトリアン国際音楽コンクール第3位をはじめ、2011年ネディヤルカ・シメオノヴァ国際コンクール優勝。優勝後にソフィアフィルハーモニー管弦楽団と協奏曲を共演。その他第2回ヴァスコ・アバディエフ国際コンクール最高位など多数入賞。またクフモ室内楽音楽祭などの音楽祭で優秀演奏者賞を受賞。2014年からウィーン室内管弦楽団のメンバーとして活躍中。24歳。
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坂口 昂平Kohei Sakaguchi
坂口 昂平

<ヴィオラ>
10歳よりヴァイオリンを始め、2009年よりヴィオラに転向。NAGANO国際音楽祭マスタークラスを受講。今までに何度となくアンサンブル・ウィーン東京の演奏や録音に参加。中澤きみ子、エルンスト・レスターの各氏に師事。


アンサンブル・ウィーン東京Ensemble Wien Tokyo
アンサンブル・ウィーン東京

1991年に、中澤きみ子を中心にウィーン室内管弦楽団首席奏者らと結成。「アルバンベルク・クァルテット」に久しく薫陶を受け、国内外の音楽祭に多数出演するなど、現在も活動を続けている。CDのリリースも多く、ウィーン正統派の解釈に基づくカルテットとして、希少な存在となりつつある。
(写真左から、ルードヴィッヒ・ミュラー、ゲオルグ・ハーマン、マイケル・ウィリアムズ、中澤きみ子 ※今回ゲオルグ・ハーマンに代わり坂口昂平が出演します)