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おんぷの祭典2024

出演者プロフィール

中澤宗幸Muneyuki Nakazawa

中澤宗幸

<音楽祭プロデューサー>
1980年、東京にアトリエ(現:株式会社日本ヴァイオリン)を構え、ヨーロッパの歴史ある楽器商や名工との交流の中で、楽器の知識、修復等の技術研鑽に励む。2004年、カンヌ芸術祭にヴァイオリンを出品し、コート・ア・デュール賞を受賞。
著名な演奏家や博物館等の名器の修復や楽器メンテナンスをする傍ら、各地の音楽祭にて音楽プロデューサーを務める。東日本大震災後、津波ヴァイオリンを製作し「千の音色でつなぐ絆」プロジェクトを展開。財団法人Classic for Japan代表理事。

津波楽器

津波ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ

東日本大震災による流木から中澤宗幸が製作したこれらの楽器は、表板の響きを裏板に伝える「魂柱」には陸前高田の1本松の木片が使われています。震災の記憶を風化させないために、またその音色に人々が集い、絆が強まるように、世界各地で演奏されています。


中澤きみ子Kimiko Nakazawa

中澤きみ子

<ヴァイオリン>アンサンブル・ウィーン東京 メンバー
新潟大学を卒業後、ザルツブルグ・モーツァルテウム音楽院にて研鑽を積む。1991年「アンサンブル・ウィーン東京」を結成。 2000年に文化庁芸術家海外派遣員としてウィーンに渡り、その後国内外のオーケストラとも多数共演。 2007年にはスーパーワールドオーケストラ全国ツアーでソリストを務める。また2011年より5年間にわたり、モーツァルトの誕生日に開催した「モーツァルト+1」のコンサートは好評を博す。同時に国際ヴァイオリンコンクール審査員や国際音楽祭講師をするなど、後進の指導・育成にも力を注いでいる。 尚美学園大学及び同大学院客員教授。使用楽器は宗次直美氏より貸与されているA.ストラディヴァリウス「ダ・ヴィンチ」1714年製。
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ストラディヴァリウス「ダ・ヴィンチ」

ストラディヴァリウス「ダ・ヴィンチ」とは?

アントニオ・ストラディヴァリ(1644~1737)が製作したヴァイオリン「ストラディヴァリウス」の中でも黄金期に作られた1714年製「ダ・ヴィンチ」は、豊かで輝きのある音色をもつ名器中の名器。中澤きみ子さんが使用しています。


ルードヴィッヒ・ミュラーLudwig Müller

ルードヴィッヒ・ミュラー

<ヴァイオリン>アンサンブル・ウィーン東京 メンバー
1986年よりウィーン室内管弦楽団のコンサートマスター。1991年よりカダケス管弦楽団のコンサートマスター。同時に両管弦楽団の主要な演奏会シリーズでソリスト、芸術監督、指揮者を務める。1988年ピアノ五重奏団「アルクス・アンサンブル・ウィーン」を結成。ウィーン・ジュネス管弦楽団、スペインの国立青年管弦楽団(JONDE)の指導者として活動中。


マイケル・ウィリアムズMichael Williams

マイケル・ウィリアムズ

<チェロ>アンサンブル・ウィーン東京 メンバー
エリザベス2世賞やオーストラリア・カウンシル賞など数多くの賞を受賞。オーストラリア室内管弦楽団の首席チェリストとして世界各地を巡り活躍。1995年ウィーン室内管弦楽団のソロ・チェリストに就任。さまざまな音楽祭に定期的に招かれる一方、ヨーロッパ、南北アメリカ、アジアなど世界各地を飛び回っている。


ユリア・コチJulia Koci

ユリア・コチ

<ソプラノ歌手>
オーストリア、ウィーン生まれ。ニューヨークのマネス音楽大学を卒業。アムステルダムのロイヤルコンセルトヘボウ、ウィーンの楽友協会やフォルクスオーパーなどの名門ホールにソリストとして出演を繰り返す。アメリカの主要な劇場を初め、中東やアジアでの出演もあり、世界的に活躍しているソプラノ歌手である。オペラのみならず、教会音楽にも造詣が深く、ヨーロッパ各所の教会での出演頻度も高い。


碓井俊樹Toshiki Usui

碓井俊樹

<ピアノ>
東京芸術大学卒業。カントゥ国際コンクール優勝、ヴィオッティ国際コンクール特別賞、オランダ・ミュージック・セッションにてドネムス演奏賞など数多く受賞。各国大使館での特別演奏やパレスチナ難民キャンプにて国連の支援を受けてボランティア演奏会を開催する等、世界各国で公演。国内では東京フィルハーモニー管弦楽団はじめ多くのオーケストラと共演、ギトリス、アモイヤル等、リサイタルや音楽祭を通じて世界的な演奏家と数多く共演した。2008年より欧州・アメリカ・中東等を回るワールドツアーなど行っているほか、各国で開催される国際音楽祭への出演、国際音楽コンクールの審査員を務めるなど、東京とウィーンを拠点に多方面にて精力的に活動。


泉 里沙Risa Izumi

泉 里沙

<ヴァイオリン>
ロンドンで生まれ、最年少にてRoyal Academy of Music, Juniorをスカラーシップを得て入学。2000年に帰国。東京芸術大学音楽部附属音楽高等学校を経て東京芸術大学入学, 卒業時に同声会賞受賞。更に同大学大学院修士課程に入学、その半年後ウィーン・コンセルヴァトリウム大学院修士課程に留学、2013年11月首席にて修了。昨年東京芸大大学院修了。国内外のコンクールの優勝・入賞多数。近年、ヨーロッパ、日本各地でソロリサイタル開催好評を博しファンクラブが結成される。英語を母国語とする国際派音楽家として著名作曲家や演奏家の文献の翻訳も手掛けるなど幅広い活動を開始。


中村太地Daichi Nakamura

中村太地

<ヴァイオリン>
若い音楽家のためのチャイコフスキー国際入賞,ハチャトリアン国際第3 位、クライスラー国際特別賞など各主要国際コンクールにて入賞。またシメオノヴァ国際コンクール優勝後には審査委員長A.スタンコフ氏にその才能を認められ、直後にソフィアフィルハーモニー管弦楽団とベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を共演。 その他、九州交響楽団、名古屋フィルハーモニー管弦楽団、サンクトペテルブルク交響楽団、クラーゲンフルトフィルハーモニー管弦楽団など多数のオーケストラと共演。 またクフモ、アレグロ・ヴィーヴォ両音楽祭にて最優秀演奏者賞を受賞。さらに今年、ブラームス国際コンクールヴァイオリン部門において3 位に入賞し注目を集める。
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坂口昂平Kohei Sakaguchi

坂口昂平

<ヴィオラ>アンサンブル・ウィーン東京 メンバー
10歳よりヴァイオリンを始め、尚美学園大学在学中にヴィオラに転向。 2009年、長野国際音楽祭マスタークラスを受講し、コンサートでルードヴィッヒ・ミュラー(Vn)、高田剛志(Vc)と共演する。大学卒業後、様々なジャンルの演奏活動をする傍ら、自身主催のカルテットやバンドで作編曲をする。 ヴァイオリン、ヴィオラをエルンスト・レスター、中澤きみ子に師事。 室内楽を中澤きみ子、高田剛志、岩崎淑、霧生トシ子、故浜中浩一に師事。


アンサンブル・ウィーン東京Ensemble Wien Tokyo

アンサンブル・ウィーン東京

1991年に、中澤きみ子を中心にウィーン室内管弦楽団首席奏者らと結成。「アルバンベルク・クァルテット」に久しく薫陶を受けた。国内外の音楽祭に多数出演するなど、現在も活動を続けている。CDのリリースも多く、ウィーン正統派の解釈に基づくカルテットとして、希少な存在となりつつある。
(写真左から、ルードヴィッヒ・ミュラー、ゲオルグ・ハーマン、マイケル・ウィリアムズ、中澤きみ子 ※今回ゲオルグ・ハーマンに代わり坂口昂平が出演します)